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いよいよ退去準備

母は特養施設に入ったので現在の賃貸マンションの母の家は退去します。
誰もそこに入らないし家賃がもったいないから仕方ないです。
今月末を目指していますが大変。
何でも大事に置いておく気質だったので家具も荷物もいっぱい・・・・
思い出の家具、半分くらいは私のところと妹のところに引き取るつもりです。
賃貸では退去のとき、入る前の家にしておかないといけないのです。
処分する家具や電化製品が多く専門業者に頼むしかありません。
それだけならお金で済むのでしょうが衣類や本、書類などなど・・・
書道をやっていたときの作品も山ほどあって・・・・
また額縁絵画もいっぱい・・・・
専門業者に見てもらったらお金になるものもあるかもしれません。

そんな中で信じられないものが出てきました。

バンドマンを辞めたとき二度とフルートは持たない・・・・そう決心していたのですべて処分したつもりだったのです。
母が置いていたとは!

その一部だけ持ち帰りました。

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上。練習本や譜面がいっぱい出てきました。
何十年ぶりかに見ます。懐かしい!
音楽学校に行っていたときの本もあるし練習していた難しい譜面もいっぱい。
その中でも下が一番の思い出。

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もう今はこんな難しい曲や譜面は吹けない。。。。
置いておいても仕方ないけどね。
その中でも一番の貴重なもの!

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ずっと思っていました。
フルートを再び持つようになったとき、真っ先に見たい本でした。
でも捨てたと思っていたのであきらめていたのです。
知る人ぞ知る、「ソノリテ」
フルートの神様、マルセル・モイーズが著した名著です。
これを、これまた遠い昔、知る人ぞ知るNHK交響楽団主席フルート奏者だった「吉田雅夫」が訳しています。

中身、ちょっとだけ。

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たぶんここが一番有名なページかと思います。
もう手に入らないかも。

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あとがきのある最後のページ。
昭和43年初版とあります。
私が学生の頃だから初版を手に入れていると思います。

著作権のことを調べてからですが主要ページだけでも紹介出来たら、とは思っています。

まだまだ貴重なものが母のところから出てくるかも・・・・・


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ぼんぼちぼちぼち

ものすごい貴重なものが出てきたのでやすね。
N響、あっしが3歳までバリオリンニストだった父が、N響に入りたかったけど難しくて入れなかったという話しをよく聞いていたので
どれほどハイレベルなオーケストラなのか想像つきやす。
で、父は結局、群響に入ったそうでやす。
by ぼんぼちぼちぼち (2021-02-09 20:11) 

HOLDON

> ぼんぼちぼちぼち さん、
お父さん、バイオリンニストでしたか。
それはすごいですね。
今は知りませんが当時はコネが多かったようで。
つまり有名な先生に教えてもらうかヨーロッパで誰かに師事するなど。
吉田雅夫もマルセル・モイーズの弟子でした。
コンクールで良い成績を上げるのも先生次第・・・・
だから群響だってご立派だと思います!
そういう私も関西で有名な某歌劇団にコネで入れる予定だったのに親の反対で・・・・
それでフルートを捨てたんです。
by HOLDON (2021-02-10 06:53)