アドリブ練習 [音楽いろいろ]
やらざるを得なくなりました。
若いときは盛んにやっていましよ。
ジャズといえばアドリブ。
やっているときは楽しかったですねぇ。
下は私が勉強していたもの。もう何十年前か。。。。
当時フルート用は無いのでトランペット用を購入してフレーズを覚えまくりましたよ。
ジャズの基本中の基本はブルース進行。
基本は下の12小節。
C → F7 → C → C7 → F7 → F7 → C → C → G7 → F7 → C → C
どの曲もほとんどこれですね。
100例あるフレーズを何度も練習して覚えました。
だから楽譜無しでいつでもどこでも楽しめましたね。
これから一歩進んだのが「ビバップジャズ」でした。
これもアドリブばかりですがテンションコードを駆使するようになります。
上のブルース進行よりも個性的で複雑な進行が楽しめました。
そうすればフュージョンにも進めます。
その勉強をするために、
何でキーボードの本を?
キーボードを練習するのではありません。
コードを覚えるためです。
またラテンなどは無理やり複雑なコードを使います。
上のブルース進行では追いつきません。
ギターの本もあるのですが「TAB譜」と言って指の押さえ方の図が邪魔なのでキーボードの本を買ったのです。
それに専門学校でしたが私が行った音楽学校では少しだけですがキーボードをさせられました。
音楽理論を勉強するのにキーボードは必要とのことで。
今でも少しはコード、押さえられますよ。
しかし上のすべてのコードはすぐに覚えられるものでは無いですね。
それらをそうとう勉強しないといいアドリブはできません。
アドリブとは即興演奏・・・・ラテン語で「自由に」という意味ですね。
延々と続くアドリブ・・・・一流プレイヤーだから聴けるのですねぇ。
ブルース進行の時はフレーズも覚えやすかったので真似事は出来ましたがビバップになるともう力の差がはっきりと出ます。
はい。
二流以下のプレイヤーは2,3曲で飽きられてしまいますね。
従って、ジャズはというものは、
単なる演奏者の自己満足
に過ぎないと思うようになりました。
それで断念しました。
現在鳥取で演奏会をやっています。
もちろん個性的なロックバンドやジャズバンドではありません。
映画音楽やスタンダードなポップス、スタンダードなジャズ、きれいなラテン音楽を演奏しています。
「きれいな曲」を目指しています。
分野はとても広く、童謡もロックも歌謡曲も分野なのです。
ただただ、「きれいな曲」になるようにすべて編曲しています。
しかし少し違うのはやっぱりアドリブを入れているところでしょう。
これでオリジナルな味付けをしているつもりです。
アドリブとは「自由に」でしたが、自由ではないアドリブです。
ドラムソロまで私が書きます。
音楽とは流れがあります。
ただメロディが美しいだけの曲はすぐに飽きます。
本当に美しい曲は「流れが美しい」と思っています。
それ考慮してアドリブを書いています。
あらら、自慢話を延々としてしまいましたぁ・・・・すいません!
ええ、言っているほどの曲では・・・(恥)
目指しているだけで・・・・
で、今日は何を書きたかったの?
そうでした。
断念したアドリブ練習なんですね。
やらざるを得なくなった・・・・
今度のセッションはボサノババンドとしてスタートしているのですが、前々回に書いたように歌手の人がブルースを歌い始めたからです。
あのマリーナ・ショウの Feel Like Makin' Love 、とても上手に歌いました。
16小節の短いテーマですからアドリブが必要になります。
いよいよジャズの分野に入ってしまいました。
高齢にして、再びジャズ・・・・
今辞退するわけに行かず・・・・
しばらくはやってみます。。。
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