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第67期MIDIでお題拝借曲 [MIDIでお題拝借]

大変遅くなりました。
事情はあったものの申し訳なく思います。
また今回は主催者の風泉さん、そして私も欠席。重ねてお詫びいたします。
なお、私は締め切りまでに半分以上は出来たいたのでこの記事の最後に載せました。
期限切れ、賞味期限切れですがよかったら聞いてみてください。

感想を述べた曲をお聞きになりたい方は右にある「MIDI投稿募集」から入っていただくと聞けます。
このブログに来られた方々はぜひ覗いてみてください。
ただ曲は作者の著作権がございますのでお取り扱いにはご注意くださいますようお願いいたします。

さて、今回のお題です。

dai67.JPG

上の二小節(動機)で作られました。
#が一つある関係上なかなか難しい二小節です。
ト長調として見ればⅣ度の音からですのでほとんど見たことが無い始まりになります。
もし、

dai67b.JPG

 

なら私のイメージに合うので私の曲で最後にこの形を使いました。

さて、みなさんはどう使われたでしょうか。
最初の音を「Ⅰ度」として使うか、それとも「Ⅳ度」として使うか。。。。
それも踏まえて感想を述べさせていただきます。

いつものように順不同、敬称略で失礼します。

★ 小春日和 嶋田 友馬
始まりは童謡か少女アニメのテーマ曲のようにかわいらしいですね。その後はいかにも嶋田さん。美しい進行が素敵なメロディを作っています。イ長調から明るいハ長調に転調が本当に明るい日差しを感じます。
いつまでも聞いていたいメロディでした。
お題は最初からこなされた形でスタートし、真ん中あたりで全姿を見せます。イ長調の形のままで使われているので「Ⅰ度」の使い方でした。

★ 冬の日の詩 茜音
ブラスの響きが厚みがあって暖かいので春のようですが、ゆっくりとそしてグイグイと進むところが冬を感じます。
リズムが裏打ちに変化してもグイグイと。これがブラスまで裏打ちになると軽やかな明るさに変わってしまい、冬のイメージは消えますね。
圧巻は後半のフルートクラリネットの旋律。フランス印象派の感じもしましたが新鮮。良かったです。
お題の使い方はいつも一番真正面。
今回も「#」を付けてハ長調で? 譜面を見た限りですがその徹底ぶりに唖然としました。
でもその姿勢は、今回は私と同じかな。親しみを感じます。

★ HOPE とわとわ
イントロからの進行が刺激的で力強いです。進行が Ⅰ → Ⅱ を二度繰り返して半音上がる・・・・刺激的!
これ、いただきですね。
イ長調に入ったらもうとわとわさんの世界。印象的な旋律にしびれます。そして一気にニ長調に入るとストリングスやベースが。
ストリングスに少しDelayをかけるなんていつの間にかテクニックが付きましたね。
ただベースが左から鳴っています。真ん中から右は良いように思います。ストリングスは左の方が良いのでしょうがバランスを取られたのでしょうね。これも一法と思いました。
お題は二度出てきます。どちらも「Ⅰ度」の使い方なんですが最初に書いた Ⅰ → Ⅱ の進行。
いい感覚ですね。

★ 陽だまりのフルート はげちゃん
暖かい弦の響きから始まり、フルートの絡みが巧みですばらしいです。一つ一つの音が丁寧で無駄も無い・・・これは音楽観もさながら耳も確かな証拠ですね。少しの嫌な音も見逃さない・・・そんな耳をしていらっしゃるのでしょう。
圧巻は明るいハ長調になってからのフルート、オーボエ、クラリネットの合奏。見事さにうっとりします。
私も吹いてみたい、と思ったのですが4オクターブの「E」音。これは私には出せません。楽器的には「C」までなんですがプロはハーモニックスで出しますけどね。
さてお題は巧みにこなされた形から変ロ長調に入ってから全姿を見せます。
「Ⅳ度」から! いやー、やっと私と同じ入り方。安心しました。

 

さて、私の曲です。

★ いいことありそうな HOLDON
締め切りに間に合わなかったので特別参加(?)
題名のような感じになったでしょうか。私にしてはあまり見かけない曲と思いますが。
いずれフルートで吹いてみたいですね。
お題の使い方は最初に書いたように、「#」のト長調なのに「Ⅳ度」からスタートし、しかもコードは「Ⅰ(G)」で!
あり得ないかもしれませんが頑固にやってみました。
でも最後は上に書いた二つ目の二小節を使いました。

 

以上、
やっぱり音楽を作るって楽しいですね。
今回も楽しく皆様の曲も鑑賞できました。
来期はもっと曲が増えたらいいですね。


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コメント 9

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茜音

お聴きいただき、また感想ありがとうございます。
今回はかような事情もありまして、恒例のMIDIコマ
マンガは控えたのですが、お母様の容体は回復され
たそうで、よかったです。遅ればせながら。
by 茜音 (2015-01-18 11:28) 

はげちゃん

 いま、たいへんなときなのに、コメントしてくださって、感謝しています。
いつもすてきなコメントをありがとうございます。
あいかわらず、HOLDONさんはやさしいですねえ。
いい気分にさせていただきました。

 HOLDONさんに言われて、いま、超大昔の、フルート教則本を引っ張りだしました。
ほんとだ、Cまででした。

 以前、ネットで、オケの全楽器の音域表を調べたら、フルートはFまでとなっていたのです。
まったくいい加減です。
これじゃ、ほかの楽器の音域も、もういちど調べなおさなくちゃ。

 さて、HOLDONさんの曲、いま、なんども聴かせていただきましたけど、いいですねえ。
HOLDONさんは、自分らしくないとおっしゃってますけど、いやあ、HOLDONさんらしくて、やさしくて、あったかくて、ほんわかといい気分にさせていただきましたよ。

 前奏から、なにかいいことありそうな予感がしましたよ。
そして、HOLDONさんって、いいメロディメーカーなんだなって、いつも感心するんですが、全体に、前にも書いたように、とてもやわらか~くて、HOLDONさんらしくていいなあ、って思いながら聴かせていただきました。

 エンディングなんか、あのむずかしいお題を、見事に、HOLDONさん流に美しく表現していますものね。
あそこなんか、うっとりしちゃいますよ。

 お母様も、快方にむかわれたようで、ほんとによかったですね。
また、すてきなHOLDON音楽をたくさん奏でてくださいね。
いいことありそうな気分にさせていただきました。
by はげちゃん (2015-01-18 11:33) 

U-Ma

お忙しい中、ご感想ありがとうございます。
お母様も回復されたようで、なによりです。

今回のお題ですが、私は最初からⅠ型しか頭になく、
Ⅳ型は、そういえば#ついてたっけ・・くらいの認識しかなかったです。

さて、聴かせていただきました。
ほんとタイトル通り、何か良いことが起こる予感ですね。
明るく伸びやかな、牧歌的な曲で、すこしカラーが違う科と思いましたが、
真ん中はフュージョン系のリズムで、らしさもしっかり出してますね。
それと、Ⅳで使うのはほんと難しそう。
私だったら挫折しちゃってたかもしれません。

次のお題も私にとっては曲者ですが、
イメージが湧くまで、あの曲でも仕上げてますか。
by U-Ma (2015-01-18 16:42) 

とわとわ

感想いただき、ありがとうございました。
私も友馬さんと同じで、I型しか頭にありませんでした。
続きも素直に付けていっただけのコード進行なので、あれしか思い浮かばなかったです。

HOLDONさんの曲を聴かせていただいて、
このお題は、とっても風泉さんらしいお題だったのだと
改めて認識しました。
HOLDONさんの曲を聴いて、風泉さんのお題と分かるというのも変な話なのですが、なんでだろ?(笑)

曲はタイトルにピッタリだと思いました。
いつも力まずゆとりを持たれた曲想は、
大人なイメージで、憧れます♪

お題の2小節目の最後の音をF#でなく、Fに治まるとき、グッときます。
にくいわ^^


お母様、大切になさってくださいね。


by とわとわ (2015-01-18 21:58) 

とわとわ

書き忘れました(´▽`;)ゞ
ベース位置のご教授ありがとうございました♪
ていねいに見ていただけて、とても励みになります。
by とわとわ (2015-01-19 00:02) 

HOLDON

>茜音さん、
年末にいただいたコミックが使えなくて申し訳なかったです。
今更使えないですしねぇ。
今回のお題感想もいつになるかわからなかったですから。
母が回復に向かっているので何よりでした。
またよろしくお願いしますね。
by HOLDON (2015-01-19 06:09) 

HOLDON

>はげちゃん、
母は完全にリハビリに入り歩行器でトイレに行けるくらいになりました。これも皆様のおかげです。ありがとうございました。
フルートは実音では4オクターブのCまでですが一流のプロはそれ以上出します。
でもハーモニックス(裏声みたいなもの)なのでよほど上手でないと聞けません。
そしてご感想ありがとうございました。
私らしく仕上がっていましたか?
それはうれしいです。
編成も少なくリズムに頼った面があるので大分手を抜いたと反省しております。
次回はしっかりとDTMできるようにします~
by HOLDON (2015-01-19 06:18) 

HOLDON

> U-Maさん、
今週から毎日病院に行かなくてよいくらい回復しましたよ。これも皆様のおかげです。
ありがとうございました。

># 
もしかしたら風泉さんも、そんなのが付いていたっけ?と言うかもしれませんね(笑)
考え過ぎだったかも知れません。

私の曲のご感想もありがとうございます。
フュージョンなら簡単、って言ったら叱られますがリズムで逃げた嫌いはあります。
題名のイメージになっていれば幸いです。

あ、お伺いしてWMAで聴かないといけませんね。
今夜にでもお伺いします~
by HOLDON (2015-01-19 06:26) 

HOLDON

>とわとわさん、
素直に付けて Ⅰ → Ⅱ は大したものですね。
普通は Ⅱm で使いますからね。
ベースは左もあるかもしれません。でもクラシックもですが高音は左、低音は右になってますね。
これは人間の脳がそうさせた生理現象、と聞いております。
また調べておきますね。

そしてご感想、ありがとうございます~
風泉さんらしいでしょう。フレーズを作っていたら風泉さんの曲を思い出したのでつい私らしくなくなったと思いましたよ。
あのフレーズで一発ブルーノートを入れるとは思わなかったでしょう(笑)

次回もお互い楽しい曲作りをしましょう!

あ、母は順調です♪
このたびは本当にありがとうございました。
by HOLDON (2015-01-19 06:38) 

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