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フルート分解メンテナンス

お気に入りのフルートが不調になりました。
どうやらタンポ破れかバランス調整不良のためでしょう。
お気に入りのフルートとはJ.Michael380SEです。
どうお気に入りかは下の記事でわかります。

すばらしいフルートとは

J.マイケル.jpg


実はこの記事、私のフルート記事の中でトップのアクセス数なんですよ。
どんな記事なのか期待してアクセスされるのでしょうね。
がっかりされた方も多いことでしょう。
3年前再びフルートを持ちました。数十年ぶりだったからレベルはまだ低かったですね。
そんなレベルの記事でした。
でも正しかったと思います。
この楽器で若いときのレベルにだいぶん戻りましたからね。
だから今でも大切なのです。

さて、楽器店に出せば国産でも3万円。
この楽器は外国製なので4万円はかかるでしょう。
2年半前、オークションで送料込み4,000円で買った楽器。
失敗しても4,000円。
自分でやることにしました。

久しぶりです。
若いときはタンポ替えや調整は自分ででも出来ていましたから。
ただしそれまでに二本ほどだめにしましたけどね。

ということでやってみました。
お断りしておきます。
やったことのないみなさんは決して真似をしないでくださいね。

メンテ1_800.jpg

ここまでは楽に分解できました。
といっても国産と分解する順が違っていたので少しもたつきましたが。
緑丸が私が使うドライバーです。
水色四角部分がタンポ破れです。
右上にあるのが3400円で購入した新タンポです。
このあとは茶色丸「G」キー部分と「Ab」キー部分です。
ここはどの楽器でも簡単ではありません。

メンテ2_800.jpg

 

「G」キー。
錆付いていてなかなかネジが回りませんでした。
赤丸がなかなか回らないネジ。緑丸の調整ネジは錆びています。
10分ほどかけて分解。

メンテ3_800.jpg

 

さて、最難箇所の「Ab」キー。
赤丸のネジを回すのが大変。

メンテ4_800.jpg

自分でやりながらの写真なのでボヤケました。
ネジが入りにくい! 赤矢印のところ。
周りの細いスプリングが邪魔。
このスプリングで何度指を突いたことか!
ぐさっと刺すと大怪我です。
慎重に15分かけて分解しました。

メンテ5_800.jpg

 

心棒の錆がひどいです。
水色が正常です。

メンテ6_800.jpg

 

足管部は楽に出来たので分解完成です。
それにしても汚い!
銀メッキの剥がれもだいぶんあります。

メンテ7_800.jpg

 

この後は上です。
キーオイル、銀メッキ用の磨き剤。
セーム皮は30年以上も前のもの。汚くなっていますがまだ使えます。

目的はタンポ総替えとバランス調整、清掃です。
一週間ほどかけてじっくりとやります。

一週間後どうなっているでしょうかねぇ。
失敗して捨てる確率は・・・75%
でもがんばります。

重ねて記します。
決して真似をしないでくださいね!


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