フルート分解メンテナンス2
昨日は桜花賞を見ながらメンテに励みました。
残念ながら応援していた ローブティサージュ、メイショウマンボはだめでした。
でもオークスのときにはチャンスありですね。
さてタンポを替える前に磨いておきます。
替えてからでは磨いているうちにキズが付きますからね。
右にあるシルバーポリッシュ。中に液を湿らせた綿が入っています。
適当にちぎって使います。少しそばに見えますね。
下の布は液をつけて磨いたりするので汚いです。
赤丸は何でしょう。ゴミじゃないですよ!
こういうものがあるので初心者にはお勧めしないのです。
分解したり磨いたりするうちに取れてしまうのですね。
クッションになる薄いコルクとスプリングです。
今のところどの部分かわかりません。
分解にはそういうリスクが多いのです。
後で付けます。
左は銀製などには使えないポリッシュです。
汚れ落としには強力です。
これで錆びた心棒などを磨きます。
後でもう一度磨きますがとりあえずタンポを替える前にしておく磨きは終えました。
我ながらなかなかきれいに磨けていますね。
いよいよタンポ替えです。
分解していたときに錆びてネジが回りにくかったので予想していました。
タンポ止めネジも固い!
ネジ穴をつぶさないように慎重に回します。
やっぱり。
用意した新しいタンポより分厚いのですね。
左が新しいタンポ。右が取り替えるタンポです。
これは調整に時間がかかりそうです。
急遽厚めの台紙を手製で作りました。
これを敷いて厚めを調節します。
いやー、まいった。
写真は左親指の「B]キーです。
ガサガサです。
普通はこのキーと「Ab」キーは小さめなのです。
この楽器は中国製ですが、だから外国製は敬遠されるのですね。
仕方ないです。このままセットします。
ただし「Ab」キーはいったんセットすると再セットが困難なので普通サイズをセットしました。
その分どこかのキーには「B」キーのように小さめのセットになるでしょう。
やっぱり完成まではイバラの道です。
「B]キーと、後では困難な「Ab」キーだけをセットしてヒモで縛りました。
もちろん仮のセットです。
タンポを湿らせたから縛って形をなじませようとしております。
その後にやっと正式な調整ができるのです。
一週間と言いましたが、無理ですね。
2,3週間はかかるでしょう。
それだけやった後でも放棄に陥る可能性が高いのですねぇ。。。
賢明な皆様は決して真似をしないでくださいね!
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