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棋聖

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休養しておれない・・・・
やってくれましたね、藤井聡太新棋聖!

17歳11ヶ月の新記録でのタイトル、おめでとうございます。
そして今日19日は18歳の誕生日ですね。
重ねて、おめでとうございます!
日々の辛いことも吹っ飛びました。

それにしても余りの騒ぎ方に驚いております。
暗い出来事が続いている中、晴れ間を見せてくれたからでしょうね。
将棋を知らない人まで歓喜やコメント、売名行為的にも見えて嫌味もありましたけどね。

将棋が分かっている人は、
負けた渡辺明前棋聖のすばらしさも感じたと思います。
もちろん藤井新棋聖は決して渡辺先生に礼を失することはありませんでした。

お借りした下の写真は勝負が決まった瞬間です。


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渡辺前棋聖が「負けました」と言って頭を下げました。
このように相手が「負けました」ということにより勝負が決まるのですね。
左の藤井新棋聖はより深く下に頭を下げて礼をしております。将棋盤よりも下に。

とても美しい光景でした。
日本人に生まれて良かった、そう思う一瞬でした。

さて、
渡辺前棋聖のすばらしさ、お気づきでしたでしょうか。
世間はもっと渡辺前棋聖を讃えてあげて欲しかったです。
敗者に思う気持ち、これも日本人ですね~
ちょうど平昌五輪のスピードスケート金メダリストの小平奈緒選手のように。

もし棋聖を失ったら大事件に匹敵します。
なぜなら現在最強棋士と言われている渡辺です。
負ければ藤井の新記録は将棋史上の大事件です。
想像がつかないほどのすごいプレッシャーだったと思います。

にもかかわらず、
まずまだ17歳の後輩への思いやり・・・・
昼食の注文は一番高いものを頼む・・・・
これは後輩の藤井新棋聖が注文しやすいように配慮したのですね。
もし後輩が先輩よりも高い注文をしたら・・・・
そんな気遣いをさせないようにしたんですね~

何より将棋という勝負の内容。
潔かったです。
普通は老獪さを使って若手を翻弄させる作戦も使われますが正々堂々と自分の全てを見せました。
だから4局とも名勝負でした。
特に第二局目は歴史に残る名勝負でしたね。
これを見た日本の将棋棋士すべて、もう藤井には勝てないと思ったくらいです。
そして負けた後、
普通は悔しさをどこかに見せるものです。
一切なかったですね。
自分は全力を出したこと、それよりも相手がすごかったこと・・・
すばらしいコメントでした。

私は渡辺前棋聖に感動し、見直しました。
実は渡辺明前棋聖のこと、誤解していたからです。

次回にでこのこと、書くかも知れません。

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kiyokiyo

HOLDONさん
こんにちは!
頑張ってアップしてくれたんですね^^
暗い話題ばかりでしたから、藤井さんの快進撃は気持ちが明るくなりました。
仰る通りで、「礼に始まり礼に終わる」わが国古来の武道の精神が私たちの生活にも受け継がれていますね。
こんな場面を見ると、HOLDONさん同様に日本人に生まれて良かったった思います。
無理せず、blogを続けてくださいね^^
by kiyokiyo (2020-07-19 12:56) 

HOLDON

> kiyokiyoさん、
はい、私も藤井さんからパワーをもらいました(笑)
世界に劣るところもあるでしょうが日本人の良さ、私は満足しております♪
励ましていただいてほんとうにありがとうございました。
by HOLDON (2020-07-19 20:07)