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私が教えましょう2 [音楽いろいろ]

まず私事、その一。
もうトイレでなく部屋で吹いています(笑)
先月は赤ちゃんが来ていたので吹く場所はトイレでしたからね。
また洗面所で鏡を見ながら吹いてみたりもしています。これは唇などの形を見るためです。
顔などは見ないようにしています。
こんな老人になっちゃって本当に吹けるのだろうか・・・なんて考え込むから(笑)
はい、雑念を捨ててバンド再結成に向けてがんばらねばなりません。

私事、その二。
バンド再結成のために最低3曲用意しなければなりません。
いやー、約1ヶ月で3曲!
なんとかがんばります。もともとバンド用の曲は昔から私が書いていたのでね。
ホント、あれやこれや、えらいこっちゃ!!

さて例の頭管部の練習、
ゴールウェイさんにOKがもらえそうな音、たぶん10回に1回はあると思えるようになりましたよ。
一回とは、「ぷーぴー」・・・そのままの音とオクターブの音を10秒くらい。

ではでは超初心者のための練習2です。

初心者はいくら上手な人の音を聴いてもわかりません。
自分の音を上級者に聴いてもらい、「今の音が良かった」と言ってもらえた時の方法を覚えることから始まる、と思っています。

こういう指導が無いまま練習をするとどうしようもない無い壁にぶつかって挫折、あるいはフルートを断念してしまいます。
フルートほど音色が微妙な楽器は無いでしょう。

>正しい指導が得られない
この弊害もかなりあります。
とくに学校のブラスバンドの先輩や先生の指導が本当に正しいかどうか。

>なぜそうなるのか
唇の形で教えるからだめなのだと思います。
唇、歯、アゴ、舌、のど・・・人それぞれです。
このうち外から見えるのは唇だけです。
これだけで教えようとしたり、教わろうとするからだめなんです。
唇の形や息の方向、強弱だけでいい音は出ません。

「のどで吹け。」

フルートはそう言われるくらい口の中などが大切なのです。
またこれを教えたり教わることは大変難しいのです。
だって外から見えるのは唇だけなんですから。
だからプロでも人それぞれの吹き方に見えるのです。
自分がそれを真似しようとしても自分に合っているかどうかわかりません。
正しい指導を得ることが難しいのはそういうことです。

★私事ですが、
20年以上も経ってうまく吹けなくなったのは、
たくさんの歯の治療ですっかり歯並び、噛み合わせが変わり、年齢のためアゴが下がり、顔面の力も弱り、腹筋力も弱り、肺活量も少なくなったからです。
フルートにとってそれらは大切なことなんですね。

>何が正しいか
結論的に言うと、唇から出る息の穴と口の中。

超柔らかな上下の唇、それを押し開いて小さな丸い穴から適切な方向に適量の息を出す・・・
そういうことをさせるのは口の中の技・・・

以上です。
以上が正しい指導です。
それが正しければ外観はどうでもいいのです。


>私が初心者に教えるなら、
「今の音は自分でよかったと思う?」と聞いてから私の判断を言うでしょう。
一通り音の出し方を教えたならよほど違う形にならない限り口を出さず本人の音を自分で判断させます。
自分で判断するから覚えられます。
これを繰り返すでしょう。

★同じ唇の形なのに音が違う
それに気づくのです。
見えないものに気づくのです。
息の方向、息の量、舌、歯、あご、のど・・・・

結局は試行錯誤してたくさんの時間を費やすのです。
それは正しい指導であってもです。
見える形と見えない形の練習を。

そうしていい音とはどんな音が、結局は自分で納得するしかないのです。
自分がある日、これ、と思った音、必ず出ます。
それが理想音です。
それが先生に認めてもらえれば最高です。
いや、ここまで来れば必ず認めてくれる段階でしょう。

見えない闇夜の中、それまで練習することです。
やはり練習なくて何事も達成しません。

それがゴールウェイさんと違ってもいいじゃないですか。
一緒だったらさらにハッピーですけどね。

納得した音でないと音楽を演奏できません。
私はそう思います。
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