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マタイ受難曲コラール3 [クラシック音楽]

マタイ受難曲は1729年に初演されましたが、100年後の1829年に復活上演されました。

これを編成したのが、かのメンデルスゾーンでした。
いくつかのカット、楽器変換など、その当時風になされたようです。
当時の新聞評は芳しいものではなく、無理解な批評家によって「遁走曲(フーガ)とはひとつの声部が他の声部から逃げていくものであるが、この場合第一に逃げ出すのは聴衆である。」と批判されたようです。

しかしその後、
バッハの評価が現在に至るきっかけとなったのがこのマタイ受難曲でした。
鍵盤楽器などのバッハ作品は名が知れていましたが、大規模編成の曲は忘れ去られており、
ヘンデルの方がはるかに上の存在だったようです。

さすがメンデルスゾーンですね。

  
曲はコラールの3曲目。
Herzliebester Jesu, was hast du verbrochen が私のメモに。


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