ロクテン
変わった題名ですね。
題名の由来は最後のほうにあります。
昨年(2008年)の7月に発表したオリジナルです。
例の第43期MIDIでお題拝借投稿曲。
最初は雨に濡れたアジサイを思いながら作りかけたのですが突然と方向転換しました。
それは、
もう無い、と思っていたのに突然6月中旬に転勤があったからです。
ショックと動揺から気分は一転しました。
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<曲の成り立ちと理屈>
Cm - B7 - Em - Eb7 - Abm - G7
主にこの6つのコードを循環させています。
半音下がってドミナントモーションすると6つで循環することがわかりました。
すぐに半音下がるのは少し奇異ですがドミナントコードの裏コードとみれば不思議でもありません。
進行自体に間違いはないのに調性がはっきりしないですよね。
ジャズではドミナントモーション、完全4度進行を中心にすることが多いですがサブドミナントコードが無いとこのように調性がはっきりしません。
私が思いついたのはこの6つのうちのマイナーコード部分です。
このコードに入った瞬間主和音であり、次のコードに移るときはサブドミナントコードに見立てています。
これで2コードずつで3回転調する感じになったと思っています。
現実にはもうすこし工夫がいるのですが私の頭ではここまでかな・・・・
最後はまたまた私の発想のドミナントマイナーコード(Dbm6 → Bb)を使いました。
ま、そういう理屈は別として、
曲想にはこのときの心境がよく表れているように思います。
特にフルート2本の合奏が終わった後がそれです。
このコード進行をきっちりむき出しにしております。
なんとか心を安定させようとしていますがいかがでしょう。
さて<題名の由来>
★ 6つのコードを転がしながら作ったから。
★ もうない、と思っていたらなんと6月に転勤が決まった。
★ ついでにできばえも10点中6点か
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