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天使の声

グラスの精


(2003年12月2日 発表)  


ベンジャミン・フランクリンは1971年、アルモニカという楽器を発明しました。
ブランデーグラスなどをそっと撫でるとやさしい音がしますね。
それを鍵盤楽器風にしたのです。
彼は、もしハープが「天使の楽器」であるなら、グラスハーモニカは「天使の声」である、と形容しております。

モーツァルトはそれを使って「グラスハーモニカのためのアダージョ」を作っていますがそれはすでに私のクラシックの方コウ流クラシック音楽を)でその曲を取り上げております。

この音色がとても気に入ったのでオリジナルを作りました。
それがこの曲です。
この楽器の音色にはまだまだ研究の余地がありこれからの課題ですがMIDIでこの楽器に挑戦したことに意義があったと思っております。

曲想、曲作りは音色を意識してまとめました。
それなりに苦労しました。
苦労した割には単純なメロディですが。
中盤の対位法もどきは初めてでしたが楽しかったです。
日頃コード人間なので複雑さも感じましたがまた挑戦してみたいと思っております。


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コウ

ベンジャミン・フランクリンは1706年産まれで、凧を用いた実験で、雷が電気であることを明らかにした、あの人ですよね。
そればかりかアメリカの独立に大変貢献した人で、現在の米100ドル紙幣に肖像が描かれています。

モーツァルトの「グラスハーモニカのためのアダージョ」はもう一つの「コウ流クラシック・・・」で紹介しておりますが、他にサンサーンスの「動物の謝肉祭」にも使われております。

また、
ゲーテ、ハッセ、テオフォル・ゴーティエなども、この楽器を高く絶賛した記録が残っていますし、かのマリー・アントワネットもこれを習って奏したと記録されています。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から
by コウ (2009-05-17 08:02) 

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